【ブログ本】世界一やさしいブログの教科書1年生ってどんな本?

こんにちわ、やる男です。

「ブログ本っていっぱいあるけど完全初心者はどれを読めばいいんだろう?」
「ネット知識もあまりないから大まかな全体像が知りたいな」
「ブログを運営してる人ってどんなことに気を付けてるんだろう?」

こんな事を考えながら書店で本を何冊も手に取って読み比べてました。
初心者の僕だから言えることがあります。
この本は良かった…否
あえて言おう。読むべしと!

今回はこちらのブログ本
世界一やさしいブログの教科書1年生」を徹底解説したいと思います。

購入したものは汚れが目立ったので本屋さんでこっそり写真を撮りなおしてきました。
紀伊国屋書店さんいつもありがとうございます。

筆者は染谷昌利さん。ソーテック社から出版されています。
染谷さんは「ブログ飯 個性を収入に変える生き方」など他にも多数の書籍を出版されています。

記事の前半では本書を徹底解説します。
後編ではより具体的に本書にある【体験談】の【共通点】をご紹介しながら

「ブログを運営してる人ってどんなことに気を付けてるんだろう?」

これについて解決したいと思います。

「世界一やさしいブログの教科書1年生」はこんな本

こんな人にオススメ

完全初心者さんにオススメです。
具体的に言うとブログ0からスタートの人にオススメです。
もっと具体的に言うと
ブログ知識0~30を知りたい方向けです。

初めて手に取るブログ本に特にうってつけです。
例えば本書の目次1では基礎の基礎が体系的に学べます。

1時限目
  1. 無料ブログと有料ブログの違い
    アメーバブログ
    はてなブログ
    WordPressなど特徴
  2. 基本的な文章の書き方
    5W3H1Rを意識した文章の書き方
  3. アクセスデータ分析
    Googleアナリティクス
    Google Search Console解説
  4. ブログ収益の仕組み
    Googleアドセンス
    アフィリエイト解説
  5. 各SNSサービスの違い
    Facebook
    Twitter
    Instagram
    はてなブックマーク特徴
初心者過ぎますか?
いいえ、特にネット知識が乏しい方(僕のことです)にはこのくらいからじゃないと。

ほかのブログ本との違い

圧倒的に違うのは体験談の多さ!
本書は全285ページで構成されていますが、その内約40%が体験談です。

2時限目
  1. 運営ブログの紹介
    何故このブログテーマにしたか
    ブログを始めた経緯
  2. ブログを書くときに気を付けていること
    ブログ運営でのmyルール
    どんなことを大切にしているか
  3. ブログを始めて実社会での変化
    会社での変化
    新しいコミュニティ
  4. ブログから収入を得るコツ
    アフィリエイト、Googleアドセンス以外の収益事例
    ブログからの派生ステップアップ事例
  5. これからブログを始めたい人へのメッセージ

などなど、17名分紹介されています。
個人的に一番読んで欲しい部分です。
生の声って改めて思うけど大事ですよね。

本書の読むべきポイント

本書の読むべきポイント
  1. 【2時限目】
    先輩ブロガーさんの成功パターンを学ぼう
  2. 【5時限目】
    最強ブロガーになろう

この2つには共通点があります。
それは【体験談】がベースだからです。
逆にそれ以外を、あえて辛口に言うと
すでに他の初心者向けブログ本を読んでいる方は飛ばしても良い内容かも知れません。
本屋さんに立ち寄った際にここだけ読んでみるだけでもオススメです。

本書から得られるもの

筆者の染谷昌利さんの言葉をご紹介します。

本書の企画が立ち上がったときに、ひとつのポイントを意識しました。
読者が自分の頭で考えて、自分にとっての成功パターンを見つけ出してもらう手助けになる書籍にしたいということです。ブログ運営の方法や目的は人それぞれ違います。
世の中の成功パターンを学ぶことで「自分にとっての正解」を選択出来るようになります。
17人ものブロガーへのインタビューも、数多くの事例を知ってほしいという想いからです。
人間は、自分が認識できる範囲でしか選択出来ません。自分が経験している
あるいは他者の経験(歴史)を学んでいるから、自分が望む未来の予測ができるのです。

染谷さんの言葉通り
本書で一番得られるものは他者の経験や数多くの事例です。
僕がそうなのですが、まだ周りに共通の知り合いもいない。
SNSも始めたばかりの人にはこの体験談は特に刺さると思います。

みんなのレビュー

Amazonの商品ページから個人的に共感したレビューを
評価の高いもの、評価の低いものを1件ずつご紹介致します。

本書が初心者向きというのが良く分かるレビューです。
2つを見比べると

レビュー比較
  1. 超初心者向け
  2. 成功事例が参考になる
  3. ブログに関しての知識面は他の本でも代用可能

このようなことが読み取れます。
カスタマーレビューは3.6でした。
(2022年9月現在)

【体験談】成功の秘訣 上位3選

本書の肝である部分を取り上げます。
17名の体験談の中から共通して書かれていることを集計したランキングを紹介します。

集計方法

①ブログで稼ぐのは筋トレと同じです。目先の利益にとらわれず
②読者に有益な情報を書き続けることで成果が出ると思います。一緒に頑張りましょう」

上記は「世界のコスメから」を運営されている、SYOさんの体験談から抜粋したものです。

この場合
 ①ブログで稼ぐのは筋トレと同じ = 【継続】
 ②読者に有益な情報を書き続けること = 【悩みの解決】

となり、【継続】と【悩みの解決】に1名加算します。

なるべく主観が混ざらないよう、明確に分類出来ることのみカウントし
曖昧な表現は基本的にカウントしないようにしています。

皆さんの体験談の言葉を一部ご紹介しながらのランキングにしました。
それでは。

第1位 【継続】

17名中12名が共通

おまスキャ(牛嶋将太郎さん)
「ブログは短期的に成果を出すのは難しいですが、工夫しながら続けることで少しずつ
積みあがっていきます。忙しくて更新頻度が落ちたとしても、辞めずに続けることが大事です。」

gori.me(草刈和人さん)
「ブログのアクセス数や影響力は、そのメッセージの強さと同意です。
鍛えれば鍛えるほど声は大きくなり多くの人に届くようになります。
ブログを成功させるコツ、それは、‘継続力‘にほかなりません。」

第2位 【自分の好き、得意を発信】

17名中10名が共通

Cinema A La Carte(柳下修平さん)
「せっかく自分の好きなことを自由に書けるブログなのですから
自分の得意なことや楽しいと思うこと、世の中に伝えたいことを記事に書いていきましょう」

タムカイズム(タムラカイさん)
「大きな目標を立ててそこに向かって努力するというより、自分が楽しくて
相手に求められていることを精一杯やるというスタンスです。
結局ブログ運営のたったひとつの最適解なんてものはありません。
表現したいから書くという、シンプルな気持ちで始められてみてはいかがでしょうか。」

第3位 【悩みの解決】

17名中6名が共通

今村だけがよくわかるブログ(今村さん)
「自分の常識は他人の非常識。自分の発信する何てことない情報が
どこかの誰かの役に立つことだってあるわけです。」

ももねいろ(橘桃音さん)
「私がブログを始めたきっかけはマイホーム購入時の失敗です。
お金をメインテーマに選んだ理由は、お金や子育てに自分も悩んでいたからです。
同じような問題を抱える人たちの悩みを理解し、ストレスなく
楽しい人生を歩んでほしいと思いながら運営しています。」

【体験談】失敗しないためのコツ 上位5選

第1位 【不快にさせる文章は書かない】

・人の意見を批判しない
・自分がされて嫌なことは書かない
・悪口は決して書かない

タムカイズム(タムラカイさん)
「ブログの世界も現実世界と同じ。誰かを非難する、あるいは読んで
嫌な気持ちになるようなことはなるべく書かないようにしています。
誰だって自分の好きな物事を批判されたら気分を害します。
だからこそ、良かったこと、楽しかったこと、興味を引かれたことを中心としているのです。」

第2位 【読者目線で文章を書く】

・結論から書く
・難しい言葉は使わない
・自分が読者なら読みたい記事を書く

ヨッセンス(ヨス:矢野陽介さん)
「私のブログは、GoogleやYahoo!Japanなどの検索エンジン経由で訪問してくれる人が多いです。
なぜ検索するかというと、わからないことを知りたいからです。
疑問点を解消するために調べているのにその説明が下手なら、落胆は大きいですよね。
文章で分かりにくい場合は写真やイラストを使ったり、動画を入れるなど工夫しています。
訪れてくれた人にがっかりしてもらいたくないのです。」

第3位 【読ませる工夫】

・写真ありきで記事を書く
・会話を意識して書く
・キャラクターを使って対話式にする

ノマド的節約術(松本博樹さん)
「私は自分で文章がうまいとは思っていません。私が記事を書くうえで心掛けているのは
1対1で直接自分が話しているかのような雰囲気にする。ことと
上から目線の文章にならないことです。
接客の仕事をするイメージで、質問が来たときは分かりやすく答えたいと思っています。」

第4位 【誠実】

・ウソは書かない
・無意味に煽らない
・いいことばかりを書かない

世界のコスメから(SYOさん)
「アクセス数が欲しい、収益が欲しいという自分勝手な気持ちが前面に出てるブログには
ウソが書かれていたり、商品に対して過大評価を与えていたりすることがあります。
その商品を手にしてみると、自分が期待していたものとは違った印象を受けることもあります。
そのような残念な気持ちを自分のブログの読者には味わってもらいたくないのです。」

第5位 【インターネット以外からもネタを探す】

・実際に街中を歩いて情報を仕入れる
・自分の体験を自分の言葉で発信
・メモを習慣付ける

blog@narumi(鳴海淳義さん)
「インターネットの情報は再生産は不毛ですし誰でも出来ます。私は街を歩いて目に入ったもの
たまたま入ったレストラン、友達と行った飲み屋など自分で体験したことを
自分らしい言葉で表現するようにしています。ネタ探しにネット徘徊することはほとんどなく
まず外に出てひたすらメモを取るという方法です。」

まとめ

いかがだったでしょうか?
予想通りのランキングだと思われた方も少なくないのではないかと思います。

本書の体験談を集計しながら、1個だけ気付いたことがあります。
それは登場している皆さんがブログを本当に楽しんでいるなと感じたことです。

個人的な意見なのですが
【ブログを楽しむ】これが【成功の共通点】第1位なのではと思いました。

前半でご紹介した染谷さんの言葉をもう一度ご紹介します。

本書の企画が立ち上がったときに、ひとつのポイントを意識しました。
読者が自分の頭で考えて、自分にとっての成功パターンを見つけ出してもらう手助けになる書籍にしたいということです。ブログ運営の方法や目的は人それぞれ違います。
世の中の成功パターンを学ぶことで「自分にとっての正解」を選択出来るようになります。
17人ものブロガーへのインタビューも、数多くの事例を知ってほしいという想いからです。
人間は、自分が認識できる範囲でしか選択出来ません。自分が経験している
あるいは他者の経験(歴史)を学んでいるから、自分が望む未来の予測ができるのです。

僕もこんな気持ちで記事を書きました。
少しでも本書の魅力を伝えるお役に立てれば嬉しいです。

それでは今日も良い一日を。

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